新型コロナ陽性によるホテル隔離療養体験記(中抜き弁当など実態を暴露)
2022年4月頭、ついに私も新型コロナウイルスに感染してしまいました。
感染に至った経緯や、家族との隔離・ホテル療養など体験したことをメモがてら記事に残します。
特に小さな子供がいる方の参考になると思いますので、興味があれば読んでみてください。
スポンサーリンク- 1. 4月6日 同僚のコロナ感染が発覚
- 2. 4月7日 県で提供している無料PCR検査を受ける
- 3. 4月8日 コロナPCR検査結果連絡と発熱
- 4. 4月9日 PCR検査にてコロナウイルス陽性判定
- 5. 4月10日 コロナホテル隔離療養1日目(入所)
- 6. 4/11 コロナホテル隔離療養2日目
- 7. 4/12 コロナホテル隔離療養3日目
- 8. 4/13 コロナホテル隔離療養4日目
- 9. 4/14 コロナホテル隔離療養5日目
- 10. 4/15 コロナホテル隔離療養6日目
- 11. 4/16 コロナホテル隔離療養7日目
- 12. 4/17 コロナホテル隔離療養8日目
- 13. 4/18 コロナホテル隔離療養9日目(退所)
- 14. ホテル隔離療養からの後日談
- 15. コロナウイルスホテル隔離療養であってよかった・欲しかったもの
4月6日 同僚のコロナ感染が発覚
いつも通りに仕事をしていると、スラックに同僚からコロナ陽性の連絡が来た。
その人は前日に喉が変だなと言いながら咳をゲホゲホしていた(マスク外して)。
夕方帰った後に熱が出たようで、PCR検査を受けたらしい。
かなり換気の悪い社内(しかも広くない)で一緒に仕事をしていたので、この日は早退してPCR検査受けることにしたが、薬局や病院に電話しても当日の予約はなかなか取れなかった。
ようやく近くの整形外科で翌日のPCR検査の予約が取れたので、家に帰って家族との隔離を開始。
妻に連絡したらすぐに早退してきて、下準備を進めてくれた。
やったことは
- 1階(妻と子(1歳))と2階(私)で生活スペース分離
- 宅配ボックスにキレイキレイとビニール手袋入れてもらう(菌つきの手でいろいろ触らないように)
- 2階に寝床を用意
- ペットボトルの水やお茶を用意
- 歯ブラシと紙コップを用意
- 暇つぶし用PS5を用意
で、1階には入浴以外では行かないよう徹底しました。
この時はまだ発症していないので、元気だったんですよ(気持ちはかなり苛立ってましたが)。
もう仕事なんてやってられないので、PS5の「Hrizon Forbidden West(ホライゾン2)」の続きをやり始めたけど、もう終盤まで進めてたのでクリアしてしまった。面白かった(後日レビュー記事書くかも)。
夜になっても食欲あったのでご飯食べたが、特に味覚・嗅覚の異変は感じず、量もいつも通り食べられた。
隔離中なので娘と触れ合えないのが残念でならない。
入浴は一番最後で、マスク付けたまま極力周りのものを触らないように気をつけた。
スポンサーリンク4月7日 県で提供している無料PCR検査を受ける
朝起きても体調に変化なし。歯磨きや洗顔も2階で行うが洗面台がないので、ペットボトルの水と紙コップを使って生活。
洗顔は寝室横のテラスで、歯磨きのうがいはトイレに流した。
この日は朝10時に予約しておいた無料PCR検査を受けるため、近くのクリニックに車で行った。
運転時はビニール手袋をしてハンドルを直接触らないようにした
検査も無事終わり、翌日の夕方までには結果を電話で知らせますとのことで、帰宅。
この日もリモートで仕事だったが、やはりやる気なんて出ないので最低限のことだけやってダラダラ過ごす。
妻と娘は念の為会社・こども園をお休みして自宅待機することに。
隔離中は暇だったが、ちょうどゴールデンカムイの無料公開があったので読み耽った。
この日も体調に問題はなかったが、夜寝る時になーんか喉に違和感を感じて寝付けない。
あとは感染した同僚の普段の行動を思い返していて、感染して当然のことをしていたので腹が立って余計眠れなかった。
スポンサーリンク4月8日 コロナPCR検査結果連絡と発熱
朝起きると体調はいつも通り変わらず、昨夜感じていた喉の違和感もなくなっていた。
ちょっと安心していると、早速前日のPCR検査の結果連絡が来て、「陰性」であったと告げられる。
あぁよかったと安堵したのも束の間、妙に体温がいつもより高い気がして熱を測ると37.3度もある。
嫌な予感がして午前中で仕事を切り上げ、昼寝することに。
2時間ほど寝て起きるとかなり体が熱く、熱を測ると38.8度もあった。
熱以外に体のだるさ(倦怠感)と腰の痛みが出て布団から動けない。
症状出た後にPCR検査したほうが良いなと判断し、近所のクリニックへ連絡すると当日受けさせてもらうことに。
夕方、熱と倦怠感でフラフラな状態で車を運転し、車内待機でPCR検査を受ける。
検査を受けるまでに40分ほど待たされたが、待っている間に徐々に体調が良くなってきていることに気がつく。
帰る頃にはフラつき、倦怠感がかなり軽くなって熱も37度台まで下がっていた。
夜飯を食う頃には食欲も出てきて、妻にうどんを作ってもらって食べたがしっかり味も匂いもわかった。
ただ、風邪を引いたときのように舌が鈍くなっているというかビリつく感じはあった。
そういえばクリニックからは総合感冒薬を処方された。
夜は大事をとって早めに就寝した。
- 発熱
- 腰痛
- 倦怠感
- 食事時の舌のビリつき
4月9日 PCR検査にてコロナウイルス陽性判定
発症の翌日、起床後の体調はそんなに悪くないがやはり体のだるさはあった。
熱は37度ほどで微熱。
午前10時を過ぎた頃、昨日検査を受けたクリニックから電話があり、コロナ陽性を伝えられる。
これで妻と子供は濃厚接触者になるので会社・こども園行けないことが決定。
発症前に隔離できていたが、発症の2日前から濃厚接触者のガイドライン(下記引用部分参照)にあたる接触があった場合に濃厚接触者認定されるようで、2日前(4月6日)の朝に一緒に過ごしていたためアウト。
1.距離の近さと2.時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断します。接触確認アプリを利用いただくと、陽性者と、1m以内、15分以上の接触の可能性がある場合に通知が行われ、速やかな検査や治療につながります。詳しくはこちらをご覧ください。
なお、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なります。そのため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、このような具体的な状況をお伺いして判断します。
厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A
そして家族2人ともPCR検査となった。
せっかく妻が娘を散歩に連れ出してくれていたのに、無闇に外歩けないと散歩切り上げて帰ってきたが、娘はまだ遊びたくて大泣きしていた。本当に可哀想。
社内ではしっかりマスクして過ごしていたし、こまめにアルコール消毒もしていたのに移されたのが本当に悔しくて、めちゃくちゃムカついて、社員全員が見ているslackのチャンネルに不満をぶちまけた。
- 日本全国各所へ出張
- 社内ではノーマスク
- ノーマスクで会話、咳き込み
- ワクチンは1度も打っていない
あとは狭い室内なのに換気ができていなかったのも原因の一つだと思っている。
下っ端社員は勝手なマネができないんだから、立場のある社員が率先して感染対策を取り入れる必要があるんじゃないか。
そして午後に保健所から電話がかかってきて、「ホテルでの宿泊療養か自宅療養かどうしますか?」と聞かれる。
どうやら療養の方法は選べるようだが、家族の負担(感染の危険性・家事など)を考えると宿泊療養が良さそう。
でも家族全員コロナに罹ってたら宿泊療養する意味ないよね?ということで、「明日、同居家族の検査結果出るのでその後決めてもいいですか?」と聞いたら、感染者が多くてホテルがすぐ埋まってしまうとのことだったのでホテル療養で進めてもらうことに。
発症から10日間は隔離期間となっていて、このまま進めば翌日(4月10日)から4月18日までのホテル療養となるということだった。
隔離期間中は妻がワンオペで1歳児を見ていなきゃないので、かなり負担かかるはず。
濃厚接触者は買い物や散歩に行くことはできないのか保健所に聞いたところ、人の多くない時間帯を見て買い物に行くことは可能、散歩も人通り多くなければ可能という回答だった。
- 療養はホテルか自宅か選べる
- ホテル療養は数に限りがある
- 療養中の食事や宿泊費はかからない
- ホテルまでの移動手段に無料タクシーを使える
- 濃厚接触者は混まない時間帯を狙って買い物に行ける
- 濃厚接触者は人通りの少ない場所なら散歩など出歩いても良い
夜になる頃にはかなり体調も回復し、食欲も元通りくらいになった。
心配した義母が刺身を買ってきてくれ、とても美味しく食べられたが、熱いご飯などを食べるとまだ舌がビリビリと痺れる感じがした(味は分かる)。
あとは翌日の宿泊療養に向けて荷造り(後ほど持っていったもの紹介します)。
そういえばコロナが判明した日から1階には降りないようにしていて、風呂も入っていなかった。
スポンサーリンク4月10日 コロナホテル隔離療養1日目(入所)
起床、この日も体調は悪くなく、段々と余裕が出てきた感じ。
ホテル療養出発前に最後の荷造りを行い、午前中は妻と子供のPCR検査結果待ち。
迎えのタクシーは昼12時過ぎ頃に来るということだったので、だんだんと緊張してくる。
で、午前10時ころに家族の検査結果の電話が来て、結果2人とも陰性で一安心。
ということで家族にコロナウイルスを移さないためにも、私一人でのホテル隔離療養が決定。
そのあとはお昼になり、昼飯食べずに外でタクシーを待った。
時間より5分ほど早くタクシー(ハイエースくらいのでかいバン)が到着。
白い車体にガッツリ「コロナウイルス隔離タクシー」みたいな文字が書いてあり、運転手が全身防護服みたいなの身につけてるので、ご近所さんにはコロナ罹ったのモロバレです。
車の窓から家族に手を振りましたが、この別れがかなり寂しく辛かった。
でもやはり家族にコロナを移してしまう心配と、感染に怯えながら家事の負担を押し付けるよりは全然マシだと思ったので少し安心。
無料タクシーは相乗りで、もう一人患者を拾っていくと言われ、合計1時間ほどの乗車で宿泊先のホテルに到着。
療養施設は駅前の東○イン。
すでに一般の宿泊客は利用できないようにガラス面はすべて壁紙で覆われ、注意書きのある入り口から感染者は入りますが、自動ドアはもう動いておらずにスタッフが人力で開けてくれた。
入ってすぐ体温計測とアルコール消毒を行い、殺風景に様変わりしたロビーで生活支援員の説明を受ける。
説明は口頭で少しと、あとは5分ほどのビデオで済まされた。
- 体温計
- 体調管理表
- 療養のしおり
- パルスオキシメーター
- 部屋の鍵(一般的な鍵タイプ)
- カードキー(開け閉めに使わず電気を通すため)
説明を受けたらエレベーターで移動となり、自分が宿泊する8階へ。
一緒にタクシーに乗ってきた40代くらいの女性も一緒に乗ったが、8階の隣の部屋だったので男女で階を分けるというようなことはないようだ。
部屋に入るとまぁ至って普通のビジホの1名様1室って感じ。
もちろん部屋の掃除やシーツ交換は入らないので、基本的に自分で整理するしかない。
部屋着は用意されていないので、あらかじめ着替えを持ってきておいて、それらを風呂場で手洗いして着回すしかない。
あとはネット環境は各部屋にwifiの名前とパスワードの記載があるのでまぁ困らない。速度も早くはないけどそこまで不満でもないレベル。
- 風呂
- トイレ
- ベッド
- ハンドタオル
- バスタオル
- 歯ブラシ
- 紙コップ
- 櫛
- 湯沸かし
- 冷蔵庫
- テレビ
- Wifi
- 電話機(フロントにしか繋がらない)
- ハンガー(3本ほど)
- ドライヤー
- 風呂掃除セット
- トイレ掃除セット
トイレットペーパーやティッシュなどの消耗品は、1階ロビーにあるのでセルフで取りに行く必要がある。
びっくりしたのが、1階ロビーにハンドクリームやリップクリームがあったことで、女性用に生理用ナプキンなんかも置いてあった。
- リップクリーム
- ハンドクリーム
- ゴミ袋(大)
- レジ袋
- 黒いポリ袋
- 箱ティッシュ
- トイレットペーパー
- T字カミソリ(2枚刃)
- 髪まとめるゴム
- 入浴剤(バブ)
- 洗濯洗剤(小袋)
- 紙コップ
また、各階の廊下には生活に必要なものが置いてあり、電子レンジや毎日配給される弁当を置く棚、カップ麺などがあった。
弁当の棚のところに自由に取って良い食品・飲料があって、宿泊療養期間中は毎日チェックした。
- のど飴
- カップラーメン(ミニサイズ)
- インスタントコーヒー
- インスタント紅茶など(抹茶オレとかココアとかも)
- ミネラルウォーター(ペットボトル)
- ブラックコーヒー(ペットボトル)
- 緑茶(ペットボトル)
- 野菜ジュース(紙パック)
- 豆乳(紙パック)
- ビタミンジュース(紙パック)
- ふりかけ
- インスタント味噌汁
- ちょっとしたお菓子(せんべいやうまい棒、ルマンドなど)
思ってたよりも設備が充実していて、「快適な生活ができるもんだなぁ〜」なんて思ってたが、やはり自分は症状が落ち着いたからであって、同じ階の他の部屋からは「ゴホゴホ!」と咳き込む音が聞こえてくる。
部屋についてまず何よりやりたかったのが入浴で、家族に迷惑をかけないように丸2日ほどシャワーすら浴びていないのでもう早く汗と汚れを洗い流したかった。
一息ついたら生活支援員から電話がかかってきて、これからのホテルでの過ごし方(飯の時間や外出禁止など)の説明をされる。
その後に今度は看護師から毎日の健康管理表の付け方の説明や、現在の体調・ひどかったときの症状など聞かれる。
昼食ってなくて腹減ったので、廊下からチキンラーメン持ってきてお湯も沸かして食べようと思ってたのに看護師の話が長すぎてぶよぶよに伸びてしまった。
- 午前と午後の2回下記を行なって管理表に記入する
- 体温計で体温を測る
- パルスオキシメーターで酸素濃度を測る
- 咳、たん、鼻水、食欲など体調に関するチェック項目に回答
毎朝9時過ぎに看護師から電話連絡が来るので、この管理表の内容を口頭で伝える。
退所の前日にこの管理表の内容を医師が確認し、退所してよいかどうか判断する材料になるのでしっかり記入する必要がある。
一通り説明が終わり、ようやくゆっくりと過ごせるので、家族とテレビ通話をして過ごした。
妻と子供の顔が見れるし喋れるので、まだ孤独感を感じることはなかった。
あと面白かったのが、廊下にある非常階段が全て封鎖されていて、鍵を開けて窓を開けるとセンサーが反応する仕組みになっていた。
おそらく脱走者がいたのであろう。
廊下に監視カメラもついているので下手なことはできない感じだった。
そして夕食の時間(18:00)になり、ホテル療養生活初めての弁当にありついた。
中身は天ぷら弁当?って感じで可もなく不可もない感じのお味。
1食300円程度の中抜き弁当かと思われる。
退所してから知ったことだが、あれって国から1人1食1,500円の予算をもらっているらしいので、私のいたところは随分ケチなんだなと思った。
入浴は昼間済ませたので、風呂で服やタオルを洗濯(手洗い)して部屋に干して就寝。
枕がちょっと残念なので自分の使ってる枕を持ってくるべきだったなと後悔した。
スポンサーリンク4/11 コロナホテル隔離療養2日目
起床、体調は良好でよく眠れた。
というか寝過ぎて7:30の朝のアナウンスを聞き逃してしまった。
この日から丸1日ホテル生活になるので、1日の流れを記録しておく。
7:30 朝食配膳のアナウンス
8:30 体温・酸素濃度・体調のチェック
9:00 看護師からの電話(健康チェック)
12:00 昼食配膳のアナウンス
15:00 体温・酸素濃度・体調のチェック
18:00 夕食配膳のアナウンス
早速朝食の弁当を取りに行き、ウキウキで中を確認したらしょぼめのおにぎり弁当だった。ま、こんなもんだよね。
この日は月曜日だったのでリモートで仕事(といってもやる気は皆無)。
朝9時過ぎに看護師からの電話があり、今朝の体調や体温などの確認。
午前中はおやつを漁りに行ったり、自室の生活環境を整えたりして過ごした。
弁当であんまり栄養とれる感じがしなかったから、毎日野菜ジュースと豆乳を飲むことにして何本か冷蔵庫にストックしておいた。
12時になり昼の弁当を取りに行った。
この日の昼は唐揚げ弁当。脂っこいし絶対病人が食えるやつじゃない。
午後はだいぶ体調が戻ったように感じて、自宅から持ってきていたリングフィットアドベンチャーで軽い運動をしてみた。
軽く汗をかくくらいの運動をしたが、心臓がドキドキし過ぎたり、気持ち悪くなったりということはなかった。
パルスオキシメーターがあるので、運動した時は毎回脈と酸素濃度をチェックした。
狭い部屋に缶詰状態が10日近く続くので、確実に運動不足になる。
宿泊療養のしおりにもラジオ体操とかして体動かせとアドバイスがあったが、リングフィットは楽しく運動できるので持っていって本当に良かったアイテムだった。
本当に最低限の仕事だけこなし、仕事は終了。
副業進めよう!とかブログたくさん書こう!とか思ってはいたけど、やっぱり宿泊療養だとやる気は出なくて結局ダラダラ過ごしてしまった。
晩飯は謎の豚肉料理(唐揚げ?)で正直美味しくなかった。というか今のところ毎食揚げ物が入っててどうなの?って思う。
夜は風呂入って、その後洗濯(足揉み洗い)して就寝。
日に何度か妻と子供とテレビ電話をするが、やはりワンオペ育児は辛そう。
コロナのストレスもあるし、かなり負担かけてるのが申し訳ない。
スポンサーリンク4/12 コロナホテル隔離療養3日目
カーテンを少し開けたまま寝ていたら、朝日で7時前にすっと起きられた。
生存確認のため療養期間中は毎朝自分の母親と妻にLINEを入れるようにしている。
この日の朝食もやはりおにぎり弁当。必ず揚げ物入っているのはなんとかならないものか。
9時過ぎにまた看護師から電話あり、もう体調もずっと良いので問題なくすぐ終了。
ただ、看護師は昨日と別の人だったので、誰か担当がつくというよりはその日出てきている看護師が電話するという感じだった。
またパソコンを開くだけ開いておき、最低限の仕事をしながらだらだらと過ごす。
この日の昼飯はハンバーグ弁当でなかなか良かった。何より揚げ物がメインじゃないのが嬉しい。
その後ベッドで横になってたら眠くなってたっぷり昼寝してしまった(仕事中だけど)。
夜飯はなんと鯖の味噌煮弁当で、「魚も食えるのか!」とテンションが上がった。
これからずっと揚げ物しか食わせてもらえないのかと心配していたのでよかった。
しかし、毎日飲んでいた豆乳と野菜ジュースが一向に補充されない。
超不味いトマトジュースみたいなのはたくさんあるのに、他の紙パック飲料が補充されなくてストレス。
もうすでに部屋で過ごすのが暇すぎて辛くなってきたので、スイッチのゲームを何か買うことに。
悩んだ末にポケモンレジェンズアルセウスを買うことにした。ダウンロード版があるからネットとクレカがあればゲーム買えるのは便利だね。
ただ、部屋のwifiが遅くてダウンロードまでに3時間くらいかかった。
夜、風呂の後にふらっと飲み物とお菓子見にいったら、なんとカルビーのポテトチップうすしお味が!
まさか療養所でポテチ食えるとは思っていなかったのでテンション上がり、ポテチ食いながら買ったポケモンで遊んだ。
スポンサーリンク4/13 コロナホテル隔離療養4日目
今日も体調は良好だが、昨夜夜更かししてゲームしてたのでまだ眠い。
朝食はまたおにぎりだと思いきや、なんとパン(クロワッサン)だった。
昨日は夜に洗濯をせずに今朝洗濯をしたが、なんか夜にやるよりも楽というか、自分的にとても良かったのでこれからは朝に洗濯することに。
濃厚接触者となった妻と子は、今日までが濃厚接触者としての隔離期間だったので、近くのクリニックで抗原検査を受けて最終チェック。
結果はどちらも陰性で、翌日からはもう自由に活動ができる。
とはいえ、やんちゃ盛りの1歳児を一人で育児しながら、コロナによるストレス悩まされている妻は本当に辛そうで、毎日テレビ電話はしているけど心配になる。
昼飯はなんとソースカツ丼(ご当地メニュー意識か?)で、けっこう美味しかった。
この日も仕事せずにパソコン開いてめっちゃポケモンアルセウスやってたが、普段来ないようなとこから仕事が来て仕方なく対応した。
まじでこんな状況で仕事のやる気出ないよ。
夜飯はいつもとテイストが違って、9分割された和風弁当だった。
いつもの揚げ物弁当よりもこっちのほうがいいなー。
風呂に入ってからまたお菓子を見に行くと、またポテチが補充されていたので回収。
どうやら21:00頃にお菓子の補充があるっぽいことを突き止める。
でも、野菜ジュースや豆乳は一向に補充されない。
この日はプログラミングスクールで受け持っている生徒のレッスンがあったのでホテルから授業をした。
まさか講師がホテルでコロナ療養しているとは夢にも思わないだろう。
スポンサーリンク4/14 コロナホテル隔離療養5日目
宿泊療養も折り返し?を迎え、体調はかなり回復している。
もともとそんなに咳ひどくなかったので、もうほとんど咳をすることもなくなったが、隣の部屋からはまだゴホゴホと咳き込む声が聞こえてくる。
朝食はまたまたおにぎり弁当。もう飽きたよ。
毎日なんだけど朝からこの量は食えないので、大体おにぎり1個とおかず少しだけつまんであとは捨ててる。
同僚のコロナ陽性騒動で全員リモートワークしていたのが、本日からまた出社しているようだ。
あんな換気の悪い狭いオフィスで仕事するなんてもう考えられない。PCとネットさえあればどこでも仕事できるんだから家でしたらいいのに。
朝にメガネを拭いていたら、まさかのネジが外れてレンズが落ちてしまって困った。
もちろん精密ドライバーなんて持ってないしこのままメガネなし生活を覚悟したが、内線で生活支援員に相談したら貸してくれるとのこと。
生活に困ったら何でも相談してみるのは大事だなと感じた。
そういえばその代わりと言ってはなんだけど、廊下の弁当棚のところに飴が散らばってるから拾って戻しておいてくれと頼まれたんだった。
支援員は廊下や部屋など、感染者と同じ空間には入れないらしい。
看護師のチェックも問題なく終了で、もう慣れてきたので聞かれる前に健康管理表の数値を読み上げていった。
昼飯はバラエティおかず弁当?って感じで微妙な見た目だったけど揚げ物がなかったのでまぁましなほうだった。
週末が近づいてきたのもあり、やる気のなさにさらに拍車がかかってダラダラと過ごす。
だんだんとホテルで食えないもの(焼き肉・ラーメン・まる亀うどんなど)が食いたくなってきて、コロナからの回復を感じる。
あとはヒルナンデスでやってた金沢旅行や日光旅行の特集がすごく楽しそうで、すごく旅行に行きたくなった。
晩飯は揚げ物三昧弁当でまじでうんざりしたが、この頃はまだ揚げ物を完食する余裕があったみたい。
この頃には1日の流れが定まり、ルーティーン化した。
- 7:30 起床
- 8:00 朝食
- 8:30 検温・体調管理表記述
- 9:00 仕事スタート
- 9:15 看護師の電話チェック
- 10:00 洗濯
- 10:30 おやつタイム(ミニカップラーメン)
- 12:00 昼食
- 13:00〜 仕事やゲーム、昼寝など
- 16:00 おやつタイム(ミニカップラーメン)
- 18:00 業務終了
- 18:30 夕食
- 19:00 リングフィットで運動
- 19:30 入浴
- 20:00〜 家族と電話したりゲームしたり
- 24:00 就寝
4/15 コロナホテル隔離療養6日目
ようやく金曜日。体調も変わりなく完治に近いんじゃないか?というほど元気。
朝食はいつものおにぎり(しかも嫌いな梅)。いい加減弁当にも飽きてしまった。
体調は回復したけどやる気は回復せず、朝も昼も夜もダラダラと過ごす。
アルセウスも一気に進めてしまうとやることなくなってしまうので、アマゾンプライムで松本人志の「ドキュメンタル」を見始める。
大晦日の笑ってはいけないみたいな感じなんだろうけど、うーん、面白いところもあるけど爆笑はなくてちょっといまいち?
でもホテルに閉じ込められて気が滅入ってくるので、お笑い番組で笑って気分を変えるのは良い案だなと思った。
で、本日の昼食はこれまた揚げ物(なぞのコロッケ的な?)。焼きシャケがあったのが救い。
ドキュメンタルは途中だけどアマプラ見てたら、ずっと見たかった「スパイダーマンノーウェイホーム」がレンタル開始されていた。
700円とくそ高かったけどレンタルして見たら、めちゃくちゃ面白かった(詳しくは書きません)。
「あー、映画館で見たかったなぁー」と思ったので、早速退所後に映画館に行く予定を立てた。
(後日談:ちょうどファンタスティックビーストの3作目が公開するところだったので、それはそれは楽しみにして行ったらすげーイマイチな内容でがっかりした)
仕事も特になかったので、映画を見て1週間の業務終了。
本日の晩飯は、これまた揚げ物丼。マジでいい加減にしろ。
このころからリングフィットの運動負荷を上げて、汗が流れるくらい運動してみたが、特に体調崩したり呼吸が荒くなったりということもなかったので体の回復を感じた。
まだ土日が残ってるけどだいぶ終わりが見えてきたぞ。
スポンサーリンク4/16 コロナホテル隔離療養7日目
スマホのアラームが平日のみ鳴るように設定していたので、9時頃まで爆睡。
親も妻も朝の連絡ないから心配してたみたい。
内線電話もかかってきて、朝飯持って行ってないみたいだから早く取りに来いと言われてしまった。
朝飯は写真撮り忘れたが、クロワッサン弁当だった。数日前のとほぼほぼ同じやつ。
休みなのでダラダラとドキュメンタルを見続け、廃人のような生活。
引きこもりはこんな生活なんだろうか、自分は絶対向かないな…。
昼飯がチキン南蛮?的な弁当で、やっぱり揚げ物でした。
2日後には退所できるので、やりたいことを考えた。
まずは帰宅したら誰もいない時間なので、チャリ漕いではま寿司でひとり打ち上げをし、2階で隔離した部屋の付けかな。
それと、家族と退所後の晩飯について相談した結果、野菜不足がひどそうなので野菜をたくさん食べられるしゃぶしゃぶに決定。
退所後の楽しみができて少し気分が上がったけど、特にやることもないので引き続きドキュメンタルをダラダラと見続ける。
夕方に突然ココナラのリピーターさんにRails相談を買ってもらったので、電話対応をした。
夜飯は麻婆豆腐弁当でうまそう!
と思ったら、ナスの切れ端と豚肉の脂身とか入ってて、廃棄食材で作ったの?と思うほどひどい出来だった。
まじで中抜きもいいところだと思う。
スポンサーリンク4/17 コロナホテル隔離療養8日目
ようやく隔離生活で丸1日ホテルで過ごす最終日。
7:30のアナウンスが聞こえて起床。
朝飯はまたいつものおにぎり弁当。
マジで飽きたのでまぜおにぎり1つと見にカレーヌードルだけ食べた。
朝の看護師のチェックで、明日朝(退所日)の朝に「今までの体調管理表の経過を見た上で医師が退所してOKか判断します」ということを言われた。
その後に生活支援員からも電話があり、「問題なければ明日退所ですが、家までどうやって帰りますか?無料でタクシー用意できますが使いますか?」と聞かれた。
もちろんタクシーをお願いしたが、家が同じ方面の退所者を乗合で乗せていくことが多々あるそう。
退所時間はまた翌日に改めて連絡するとのこと。
昼飯はトンカツだったかな?弁当で、もう揚げ物見たくもないので2口くらい食べて捨てた。
ようやく帰れるんだと思うとそわそわして落ち着かないが、東○インのVODで見られる映画の中に「ガンズアキンボ」があったので見た。
ハリポタ好きなのでダニエルラドクリフが主演で気になっていたが、めちゃくちゃサイコで訳のわからない映画だった。
ちなみに邦画・洋画見れるけど数本程度で、たいしたものはなくかなり残念だった。
Amazon Primeとかネトフリ入ってると退屈しなくていいね。
ペイチャンネル(エロビデオ)は残念ながらありませんでした。
晩飯は豚しゃぶ弁当!と思いきやチキンでめちゃくちゃがっかりした。
もう当分弁当は見たくないなぁ〜
さっさと家に帰りたいので21:00頃に就寝。
スポンサーリンク4/18 コロナホテル隔離療養9日目(退所)
早く寝たので朝7時頃に起床。ようやく帰れるぞ。
最後のホテル飯、やっぱりおにぎり弁当。もう見たくもないのでそのまま捨てた。
退所する人の弁当の上にビニール袋があって、鍵や体温計などホテルに返却するものをアルコール消毒するセットが入っていた。
- 体温計
- パルスオキシメーター
- カードキー
- 部屋の鍵
朝9時過ぎに看護師の電話チェックで帰宅OKをもらう。
その後に生活支援員から電話かかってきて、「10時半に退所です。帰りのタクシーは3人で同乗してもらいます。」ということを伝えられた。
出る前に忘れ物がないかチェックし、ゴミをまとめてゴミ捨てもして、退所準備ばっちりな状態で待機。
10時25分に部屋を出て退所階へ移動。
返却するものを返却ボックスに入れ、退所後の過ごし方や心の相談窓口などが載ったプリントを渡される。
人数揃ったら普通のタクシーで帰宅。
同乗者は30代主婦らしき人と、50くらいのおじさん。
さすがに車中では無言だったが、誰も咳一つしていないからコロナ感染者だったことなんて分からないくらい。
ようやく家に帰り着いてホテル療養終了。
本当に長かった。家族にも迷惑かけたし、何より自分も身体的・精神的に辛かった。
コロナを持ってきた同僚はマジで一生恨んで許すことはないだろう。
スポンサーリンクホテル隔離療養からの後日談
随時追記予定。
帰宅後すぐに寿司食いにいった
2階片付けた
洗濯大量。荷物は全てアルコールウエットティッシュで拭いた。
家族が帰ってきたときに感動の再会!を期待したけどそうはならなかった。
やっぱり「ホテル療養終わったけどちゃんとコロナウイルスは死んだのか?移す心配ないか?」という疑念があって接触も避けた。
楽しみにしていた晩飯のしゃぶしゃぶは美味しかったけど食べる場所(テーブル)を分けて食べた。
帰ってきた当日は嬉しかったのであまり気にならなかったが、翌日やその翌日もセルフ隔離みたいに食事場所分けたり、家族との接触を減らしたりしていたのでだんだんメンタルにくる。
1週間ほどは隔離したが、コロナ感染の怖いところはこういうところだなと思った。
1ヶ月ほどは私も妻も精神的に参って大変。どこか気晴らしに行こうにもコロナが気になってなかなか行けないし。
2ヶ月ほど経った今ではかなり回復してきたけど、やっぱり温泉旅行とか行って心を休めたいと本当に思う。
あれから会社には1度も出社していないが、リモートで仕事をしている。
感染状況落ち着くまで出社しないと宣言したしね。
どうせ会社の感染対策も改善されてないだろうし。
そういえば感染から2ヶ月くらい経った頃に、保健所からコロナウイルスの感染と療養の証明書が郵送されてきた。
【プリント画像】
会社とかで必要な場合に提出するんだろうね。
コロナウイルスホテル隔離療養であってよかった・欲しかったもの
後日まとめて追記予定。
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